卒業写真

先週末は久しぶりに京都に行って大学時代の友人と会ってきたんですが、元気そうで何よりと思うと同時にこの1・2年どういう生活を送っていたかによって考え方は随分変わっている事に少し驚きました。今回あったのは2人。時間がほとんど止まった状態で過ごしてきた人、余裕を持ってわりと平穏に過ごしてきた人、主に仕事という面で恐ろしく早いスピードで過ごしてきた人。人が変わるのに環境という要素は大きいんだなぁと思いました。大学進学で岡山から京都に出てきたオレがそうだったように。


特に卒業後の約3年間、大学時代と同じような生活を送ってきていた奴。春からついに就職するんだけど、彼にとってこの3年間はなんだったんだろうなと話をしてて思いました。就職した事が偉いとは思わないが、「最近どうよ?」という問いに対して「昔と変わらずに生活してる」と答えるだけしかできないというのはちょっと寂しい気がしました。就職したら止まっていた時間は嫌でも流れ始める。その時に彼は自身が変わると同時に周りも変わるということに気づけるのかなぁと。
そんなところが日々を目まぐるしく変わる世界の中で生きている人には気になって仕方なかったみたいです。彼は彼でそれが当たり前になって、自分と同じかそれ以上のスピードで生きている人以外の事は見えなくなりつつあるのかなと思った。言うなれば住む世界が違ってきているのかもしれません。


わりと平穏に過ごしてきた人と言うのはオレの事なんですが、その理由の一つにヲタやってるっていうのはかなり大きいと思いました。大学時代から全く変わってない事で今思いつくのはそんくらいですよ。翌日に大阪行って久しぶりにいつものヲタさんと会ったんだけど、自分が一番平和を感じるのはこの時かもなぁなんて思いました。


次あった時はどんな話ができるかなぁ。それがちょっと楽しみだったりします。